プログラム
プログラム(第2報) ※2024年9月現在:内容は順次更新いたします
特別公演
「芸術は医療に何ができるか?」 講師:川上 央(日本大学芸術学部長)
シンポジウム
1.脳蘇生のこれから(心停止蘇生後脳症)
本大会のテーマである脳蘇生に関し、心停止後脳障害に焦点をあて検討を行う。基調講演として水素ガスの脳蘇生の可能性に関し多村知剛先生(慶應義塾大学)にお話しいただき、その後、低体温療法の心停止中の導入、eCPR等に関し発表いただいた後にディスカッションをする。演者指定・一部公募
2.社会復帰を目指した心肺蘇生教育の現在
脳蘇生を考えたとき、心停止症例の転帰に関しては蘇生率ではなく社会復帰率で考えるべきである。それでは社会復帰を目指した心肺蘇生教育はどの様な形があり得るのだろうか? 武田聡先生(慈恵医大)に基調講演をいただいた後にシンポジウムで討論いただく予定である。演者指定・一部公募
3.社会復帰を目指した集中治療室でのPICSの対策
集中治療室での救命率は上がっているが、退室後の生活の質が低下している例が多いことが知られている。その原因としてPost Intensive Care Syndrome(PICS)がいわれている。敗血症による脳障害としてSepsis Associated Encephalopathy(SAE)もありPICSに関連があると考えられる。これらの病態、対処法、社会復帰する症例をいかに増やすか等に関し議論いただく。演者指定・一部公募
4.社会復帰を目指した周産期蘇生の問題点とこれから
周産期での妊産婦の死亡は大変な悲劇であり、これを防ぐために様々な手段が講じられてきた。これまでの妊産婦蘇生の問題点をあげていただき、今後どの様な手段をとると社会復帰率が上がるのか議論いただく。演者指定・一部公募
5.麻酔・蘇生の気道管理
現在の麻酔・蘇生での気道管理はどうなっているのか、その最新の知識を発表いただき、今後どの様になっていくのかを議論いただく。演者公募
6.Rapid Response Systemの成果と今後の展望(看護師シンポ)
看護師の気づきにより急変予防できることは、脳蘇生や重症化予防において最大の効果を発揮すると考える。2022年度診療報酬改定において、急性期充実体制加算の要件に「院内迅速対応チームの整備」が規定されたことから、さらに設置が推進されている状況にあるが、有益な効果を上げるために必要な活動について実践や取組みの共有をいただきながら検討したい。
教育講演
1.水素ガスの脳蘇生の可能性 慶應義塾大学医学部 多村知剛
2.社会復帰を目標とした心肺蘇生の教育 慈恵医科大学 武田 聡
3.気道管理
4.腎不全 東京大学 土井研人
5.呼吸不全の画像診断 自治医科大学集中治療部 方山真朱
6.神経集中治療のモニタリング up to date 香川大学医学部 黒田泰弘
看護師ハンズオン
エコー講演会
メディエーション
看護師セミナー
看護師講演会
臨床推論、家族看護
専門医共通講習会
医療安全、感染対策
一般演題
学生研修医のセッションあり。優秀演題表彰予定
その他
優秀論文賞講演
特別企画 心肺蘇生法普及動画コンテスト
AED財団20周年記念特別企画